ここがすごい!新しくなったmonte702を徹底解説。
10月 19th, 2013今年8月のオープン以来、摩耶山上のピクニック・キオスクとして序々に存在感を増してきた「monte702(以下モンテ)」。そんなモンテでこのたび、開店以来となる大幅なアップデートがおこなわれた。
もはやリニューアルといっても過言ではない今回の更新だが、あまりに自然な進化なので気づかれにくい面もあるかもしれない。そこで今回は、新モンテの注目すべき3つのポイントについて、徹底解説レポートをお送りしよう。
ポイント1:インフォメーション表示の改善
これまで度々指摘されてきた「なんのお店なのかわかりにくい」という課題に対し、モンテは明確な改善策に打って出た。メインカウンター後方の壁面に、お店の名前やサービス内容をわかりやすく伝えるインフォメーション表示を設置したのだ。これにより、モンテでなにが出来るのか、一目瞭然でわかりやすくなった。
また上部には中型の丸時計を設置。店内の雰囲気によくマッチした木製ボディに、電波機能つきで正確な時間を刻むことで、来店客に対するホスピタリティの向上が見込まれる。
ポイント2:サブカウンターの増設
「ハッカ油」、「アロマブレンド」や「手づくりバードコール」など、オリジナル商品が充実してきたモンテ。一方それに伴いメインカウンター上のレイアウトが複雑化してきたことも事実だが、この問題にも今回のアップデートで大胆な解決策が講じられた。メインカウンターの隣にサブカウンターが増設されたのだ。これによって、山上施設やイベントなどのパンフレット類が整理され、情報へのアクセシビリティが大きくアップしている。
また表面はマガジンラックとして機能し、モンテスタッフが厳選した山遊び図書が並ぶこととなった。これらの新設備により、来店客と摩耶山との距離がより縮まっていくことが期待される。
ポイント3:公衆電話の新設
そして今回のアップデートにより最も革新的なトピックとなったのが、公衆電話の設置だ。置かれることになったのはいわゆる「ピンク電話」というものであり、今どきめずらしい回転式ダイアル型で、使用できる硬貨は10円玉のみというシンプルでベーシックなもの。受話器の重みに懐かしさをおぼえること請け合いである。携帯電話の電波がきわめて届きにくいことで、上山客を悩ませてきた星の駅のレスポンシビリティ問題も、これにより解消されることとなる。
なおこのピンク電話、公衆電話としての機能に加えてモンテの電話窓口でもあるユーティリティ性も備えており、着信の際には甲高いベル音がビューテラス店内をこだますることだろう。電話番号は078-882-3580(母に-さあゴー山)。摩耶山とその名の由来とされる摩耶夫人にちなんだ正統な番号となっているので、レンタルサービスの予約などで問い合わせる際にはぜひかけてみていただきたい。きっと若干くぐもりつつも確実に聴き取れる安定した通話が体験できることだろう。
ここまで3ポイントに渡って解説してきたモンテの新アップデートだが、重要なのはこれで進化は終わらないということだ。新オリジナルグッズの開発、新レンタルサービスの提案、新イベントのコーディネートなど、モンテは日々歩み続けている。そしてきっと、また我々を驚かせてくれるはずだ。
~おさらい~
(1)モンテの看板ができました!時計も付きましたので、便利です!
(2)新しくサブカウンターが付きました!各種パンフレットや参考図書など、お気軽にご利用ください!
(3)ピンク電話が登場しました!10円玉のみの利用となりますが、ぜひ一度その使い心地を楽しんでみてください!