摩耶山ブログマヤログ

「摩耶山からの夜景デジタルフォトコンテストin摩耶ケーブルギャラリー」はじまりました!

12月 19th, 2013

今年8月〜10月に開催した「摩耶山からの夜景デジタルフォトコンテスト」の作品たちがケーブルに登場!

ケーブル車内とケーブル駅&虹の駅に、コンテスト入賞作品14点と投稿作品を展示。

12月19日(木)から来年2月末までの限定仕様のケーブルカーでぜひ夜景フォトの数々を楽しんでください!
(投稿作品は数が多いため一度に貼り出せませんので入替えを予定しています)

ケーブルフォトコンギャラリー

投稿した方は自分の写真がどこにあるのかを探すのも楽しいかも!

星空と夜景のはざまで本能を呼び覚ませ。ナイトトレイルイベント開催!

12月 15th, 2013

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摩耶山トレイルイベント第3弾_。

季節は冬に入り、空気が透きとおってきた摩耶山。
その眺望に包まれながら、夜の山道を走ってみるイベントが開催決定です!

夜の山道を歩く「ナイトハイク」と山道を走る「トレイルランニング」。この二つを掛け合わせ、掬星台から新神戸駅までの山道を走ります。

暗闇のなか起伏のある道を走ることで、身体の使い方や地形の読み方といった感覚が研ぎすまされます。
そして1000万ドルの夜景を足下に、掛け値不要な満天の星空を頭上に楽しみながらの走行は、きっと得難い体験になることでしょう。

当日は折り返し地点となるモンテ702にてナイトトレイル講習が設けられますので、ナイトハイクおよびトレイルランニング初心者の方も安心してご参加いただけます。
さらに!終了後には近くの日帰り温泉施設へのご案内もありますので、希望される方は疲れた身体をすっきり癒してお帰りいただける充実のアフターサービスつき!!

この機会に、新たな山の楽しみ方を、全身で開拓されてみてはいかがでしょうか?
ただいま参加者受付中。詳細は以下をごらん下さい。

それではレッツ☆ナイトトレイル!!

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【イベント詳細】

(1)日時:2013年12月23日(月・祝日)

(2)参加費用:2,500円(講習、ガイド料を含む)
※現地への往復の交通費、飲食代等は負担ください。
ヘッドライト、ハンドライトが必須となります。数量限定でレンタルします(500円/日)

(3)募集人員:
定員:10人 ※定員に達し次第、受付終了します。

(4)コース概要:
新神戸駅→掬星台→夜景スポット2箇所→市ヶ原→新神戸駅
ナイトトレイルへの準備・説明は掬星台monte702で行います。

(5)集合:JR新神戸駅 改札手前 インフォメーション前 14時50分までに集合ください。
※15時にスタート予定です。
荷物や着替えは新神戸駅にコインロッカーがあります。
解散:JR新神戸駅 21時予定
銭湯・日帰り入浴施設が近く(徒歩10分程度)にあります。トレイル後に入浴される方は準備ください。
希望者は入浴施設まで帰り道、案内します。

(6)アクセス:JR大阪駅から電車で約40分
JR大阪 20分 3駅 (JR東海道・山陽本線新快速) → JR三ノ宮
乗り換え:徒歩2分
三宮(阪急・地下鉄・神戸高速) 2分 1駅 (神戸市営地下鉄西神・山手線) → 新神戸

(7)距離・レベル
初級~中級
合計15km程度、6時間を予定(休憩込み)  (事前下見で全歩きで5時間でした)
目安:平地を15km程度無理なく走れる方
対象:ハイキングやトレイルランをしている方
ナイトトレイルに興味があるが未体験な方、まだ慣れていない方等

(8)申し込み方法
メールタイトルを
「参加申込>2013年12月23日 神戸1000万ドルの夜景」 とし、
氏名、年齢、住所、年齢、電話番号、メールアドレスを明記の上
linksnature@gmail.com
までメールをお願いします。
追って、返信させて頂きます。

(9)服装・持ち物 (参考)
・リック/ザック 食事は行程中となりますので、水・食料ならびにアウターなどを入れるバックが必要となります。
・ヘッドライトあるいはハンドライト。携帯電話、保険証(必須)
・シューズ トレイルランニング・シューズをお奨めします。
・飲料水orスポーツドリンクは1lを目安に携行ください。
・食事、サプリメント。6時間と長時間の行動になりますので補給食等の食事は準備ください。
・走れる格好+アウターorシェルをご用意ください。
・手袋・防寒着・着替えタオル、靴下、小銭等。
・当日の天気によりレインウェアなどお持ちください。

 

主催:Links.NATURE / 協力:monte702

 

星をみつけに摩耶山に行こう!〜星カフェレポート

12月 5th, 2013

 

「星がその手に掬えるほど空に近いことから掬星台と言われています…」

 

摩耶ケーブルのアナウンスでこんなフレーズを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

夏には天上寺で星が降る祭「四万六千日大祭」「紙芝居型アニメーション ホシアゲル」の上映が行われ、親子で楽しむ星のイベント「摩耶山星まつり」には200人以上の人が参加します。摩耶山は、星との縁が非常に深い山でもあります。

そしてこの冬、もうひとつの新しい星イベントが開催されました。

 

星カフェ702

「星カフェ702」

摩耶山の上で瞬く星を観察して、お茶飲みながら星の話をしましょう。
そんなゆるやかな星空観察会

開催された12月1日(日)は、師走にしては暖かい気候でした。
その暖かさに刺激されたのか、夕方から突然の雨雲と雷の発生!
受付直前にビューラインまで運休してしまうというハプニング!
ここまで来たのにまさかの開催中止!?

と、どうなることかと思いましたが、その後、みんなの願いが届いたかのようにビューラインも再開し雨もあがり、

無事に開催されました!

 

天気の様子をみて、講師の星空公団・原田さん「最初の観測を後ろにまわして、まず先に室内で星のお話をしましょう。その後やんだらすぐ外で観測に移りましょう」とプログラムの一部変更を提案下さいました。ということで、ビューテラス店内の奥を使ってスタート。

 

星の話題、最初のネタは「天文界での一大事件、アイソン彗星が消滅か!?」からスタート!

星の話題、最初のネタは「天文界での一大事件、アイソン彗星が消滅か!?」から!

 

望遠鏡メーカーが発行するフリーペーパー「So-TEN-Ken」を使って星座表の見方をお勉強。

望遠鏡メーカーが発行するフリーペーパー「So-TEN-Ken」を使って星座表の見方をお勉強。

しばらくすると「雨がやみました!星観測できます!」との情報が入り、みんなで急いで外へ飛び出します。

外には望遠鏡が2台、後からさらに小さいのが1台追加されて合計3台の望遠鏡が並びました。

最初は西の空の金星を望遠鏡でのぞきます。

最初は西の空の金星を望遠鏡でのぞきます。

宵の明星としてきらきら輝く金星、肉眼では点にしか見えませんが、望遠鏡を通してみると半月のように欠けているのがわかります。
まるで月みたい!

Wの形のカシオペヤ座(カシオペアとも言いますが、天文界ではカシオペヤと呼ぶそうです)とそこから探す北極星

1つの星に見えるアルビレオは望遠鏡でのぞくと二重星だとわかります。
アルビレオは「銀河鉄道の夜」にも登場する星で、色の違う二つの星を宮沢賢治氏は「サファイアとトパーズ」と表現しました。

天の川はさすがに見えませんでしたが、川をはさんだベガ(織姫)アルタイル(彦星)、そしてデネブによる「夏の大三角形」、真上にはペガスス座「秋の大四辺形」がはっきりとわかります。

暗さに目をならすために夜景からは離れた場所で観察。実際はこんな暗さ。

暗さに目をならすために夜景からは離れた場所で観察。実際はこんな暗さ。

途中、双眼鏡を使った星座観察のコツなども伝授され、参加者の中には慣れてきて星を探すのがとてもうまくなった方も!

すばるや、南の空でひときわ輝くフォーマルハウトという星など、星の観察は尽きません。

最後に自分の誕生日の星座は、誕生月には見えないんですよ、というマメ知識をおしえてもらいました。

 

30分ほど観察してだいぶ冷え込んできたのでまた室内に戻り、ホットドリンクでひとやすみ。
星空の画像などをパソコンを使ってみせていただきます。

天の川の画像に「わぁー!」と歓声があがりました。

天の川の画像に「わぁー!」と歓声があがりました。

 

宇宙を旅しているような気分になれるソフトで、銀河系を飛び出してみました。

宇宙を旅しているような気分になれるソフトで、銀河系を飛び出してみました。

 

実はこんなものもありますよ、と出された小さな石は外国に落ちた「隕石」!小さいけれどずっしり金属の重さが。

実はこんなものもありますよ、と出された小さな石は外国に落ちた「隕石」!小さいけれどずっしり金属の重さが。

最後に今日はみられなかった月(ほぼ新月でした)の写真をおみやげに、星のお話満載の「星カフェ702」は盛況のうちに終了しました。
次回は3月後半あたりに開催予定です。
こちらのマヤログでも告知しますので、ぜひご参加下さい♪
会場では同日に「摩耶山からの夜景デジタルフォとコンテスト」の表彰式が行われ、ずらりと入賞者の夜景写真が飾られていました。こちらは町の「星」たちですね☆

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まやビューライン 冬の運行情報

12月 3rd, 2013

12月1日(日)より3月19日(水)までまやビューラインは冬ダイヤとなります。

土日祝日のケーブル最終便が20:00発と秋より早まりますのでご注意下さい。
定休日は火曜日となります。

ロープウェーは大規模更新工事のため、12/2(月)〜2/28(金)は運休いたします。
ケーブルは一年定期検査のため1/28(火)〜2/4(火)は運休いたします。

ロープウェー運休中もケーブルは元気に運行中!
元日は初日の出早朝運行いたします!(1月1日はケーブル始発6:30です)
また、ロープウェー運休期間限定でのケーブル運賃割引サービスなどもありますので、ぜひ冬の摩耶山行きにご活用下さい!!

詳しいダイヤや料金などはmayasan.jp内の「まやビューライン」ページや、「六甲・まや空中散歩」をご覧下さい♪

 

晩秋のスクープ!シェール槍からの紅葉を激写せよ!!

11月 23rd, 2013

IMGP5751
秋も深まり、木々の葉が紅く染まりはじめる頃。取材班(1人)に、とある情報筋から極秘の情報が寄せられた。
この季節、摩耶山の紅葉を楽しむために絶好なロケーションがあるという。その名は、シェール槍_。

 

報せを受けた取材班(1人)は、さっそく情報の真偽を確かめるべく「シェール槍」へと向かった。

 

シェール槍は、穂高湖のちかくに位置しているという。
ひっかかるのはもちろん、その名称だ。まさか湖のほとりにシェールさんの槍が刺さっているとでもいうのか。
いやまて、そもそもシェールさんとは一体何者なのか・・・

おっとしまった、危うく情報に踊らされてしまうところだった。とにかく行って確かめてみるしかない。話はそれからだ。

IMGP5452 そんな想いを逡巡(しゅんじゅん)させながら、我々取材班(1人)は穂高湖への入口に到着した。

 

IMGP5453 すこし歩くと、さっそく運命の分かれ道がお出ましだ。しかも二つ続く。どっちに行けばシェール槍に近づける、右か、左か_

真ん中を進んでみましょう。

IMGP5759IMGP5456 そのうち「穂高橋」に差し掛かった。右手には治水設備が大きく口を開ける。いよいよあのシェール槍に近づいてきた証とでもいうのだろうか_
おっと左にも広めの道があるぞ。ちょっとのぞいてみよう…

 

IMGP5773IMGP5772IMGP5771 綺麗だ…。おもわず顔がニヤけてしまうほど、心地良い秋の風景がそこには広がっていた。
ここのベンチに腰掛けて、陽が落ちきるまで大切な人と大切なひとときを・・・

などという想像も取材班(ひとり)には広げる余地がなく、ひきつづきシェール槍を目指し右手へ。

すると…

IMGP5459 あった、「シェール槍」の標識が!!
「あと10分」と示された矢印の先は・・・んん?

IMGP5779 IMGP5780 岩崖なのですが・・・。

いや、ここまで来たのだ、挑戦しなければ苦労してきた甲斐がない!!

というわけで、ガッシガッシ…IMGP5463

ガッシガッシ…IMGP5467

ガッsさすがは秘密のスポット。切り立った岩壁が行く手を阻む。このままではせっかく新調した登山靴が台無しになって_

IMGP5478 着いた。

「あと10分」の標識に違わず、ロッククライミング気分を味わいながらすぐに頂上に到達できた。足下への注意は必要だが、慎重に進めば登ることができる。これがシェール槍の頂。そしてぐるりと見渡せる長大パノラマは_

 

IMGP5802
真っ赤っか♡

…というより、緑の針葉樹林と色づいた広葉樹林とがモザイク状に山々を彩っている。
しばし見とれ、おもわず足下がおろそかになってしまった。
IMGP5795IMGP5496 すばらしい。これはすばらしいロケーションだ。
寄せられた情報は本当だったのだ。よかった。

 

IMGP5814 「シェール槍」という名前の由来だが、その前を通るシェール道は、明治時代に神戸にやってきたドイツ人のシェール氏が愛した道として名づけられている。
そこから伸びた槍のような岩山ということで、「シェール槍」となったのではないだろうか。
シェールさんは実在したのだ。

IMGP5785 このシェール槍が紅葉スポットとしても、また四季折々の山の表情をたのしむためにも格好の場所であることは確かだった。
日が傾きはじめたことを感じながら、私はふたたび登頂することを誓って岩肌をくだりはじめた。

IMGP5832IMGP5539IMGP5828 なおこの季節、穂高湖周辺ではシェール槍方面を中心に秋の摩耶山の紅葉を存分にたのしめる。
シェール槍への入り口は穂高湖周遊路のうえにあるので、行き帰りには穂高湖からの風景もオススメだ。

 

 

IMGP5924穂高湖・シェール槍へは…
掬星台より六甲山牧場方面へ道なりに進むと、15分ほどで穂高湖への入り口に到着します。
表示板に従い進んで穂高橋までまっすぐ、そこから右手に進めばシェール槍への入り口があります。
またシェール槍への入り口を過ぎて進むと穂高湖の周遊路につながります。
周遊路は400メートルほどですが、日没時間が早まっているため、時間に余裕を持ってお越しください。