アジサイのその後のヒミツ
8月 18th, 2013 at 17:44梅雨頃からずっと青・紫・ピンクと様々な色で目を楽しませてくれた摩耶山のアジサイたち。
盛夏になると枯れたり色あせたり、そろそろ終わりモードに入ってきます。
夏のアジサイ、その後はどうなっているか知ってますか?
8月18日(日)に開催された 「摩耶の森クラブ」の活動の中にその答えのひとつが!
この日の摩耶の森クラブは「アジサイの剪定+摩耶山周辺でのハイキング」ということで、
まずは朝10:30に摩耶山掬星台・あずまやの下に集合した参加者の方たちに、神戸市森林整備事務所の縄田さんからの説明。
アジサイの整枝(という言葉、初めて知りました!)について学びます。
夏過ぎて放っておくと枝が伸び過ぎてしまうアジサイを、花から2〜3節のところで切ってあげるのです。
この作業が午前中の活動。
いざ出発!
……の前に、
専用の道具が登場です。
コレはカッコイイ!
装着したら改めて出発!
作業場所は掬星台のすぐそばの自然観察園です。
摩耶の森クラブの活動は、主にこの「摩耶自然観察園(通称:まやもりん)」を中心に行われています。
2節目と3節目の間にハサミを入れてチョキンチョキンと軽快に。
皆さん、初めてでも手慣れた感じで作業を進めます。
この芽の上部を切ると、次の枝が伸びて花を咲かせる準備をするワケです。
道行くハイカーの方が活動の様子を見ながら「アジサイの手入れをしてるよ」と話しています。
アジサイの成長の手助けをちょっぴり出来たかなと思うと、何だか摩耶山のアジサイたちが自分にとっての「特別」に思えてきます。
お昼休憩をはさんで、午後からは『六甲山を歩こう!』の著者でおなじみ、ライターの根岸真理さんによる夏山ハイキング講座と摩耶山周辺のハイキング。
根岸さん所有の各種山アイテムを次々紹介していただきながら、夏山ハイクの実践に役立つポイントを学び、ショートハイキングに出かけるという、こちらもまた充実のプラン。
午前午後、一日でこれらの2タイプの活動をいっぺんに体験できるのはなかなか贅沢〜。
(もちろん参加者の体力に負担が無いように、当日の気候に合わせて時間やコースを短くする柔軟な対応あり)
参加者はリピーターが多いそう。
山初心者でも子どもでも気軽に楽しく活動できる多彩なプログラム。
月に一度だと参加もしやすく、リピーターになる気持ち、分かる気がします。
摩耶の森クラブの活動は春から秋までは第3日曜日が中心(10〜12月は変動、1,2月は活動休止)
次は9月15日(日)「摩耶山の野鳥を学ぼう+自然観察園の手入れ」(要申込)です。
去年の野鳥観察では、とても珍しいタカ柱という現象を見ることができたそう。
今後の募集告知や活動詳細は「摩耶の森クラブHP」をチェック!
おまけ:
あじさい池のおたまじゃくしも元気でした。
木陰や葉っぱを見るとオトナになったモリアオガエルがいるらしいのですが……この日は見つけられず!
皆さんも探してみてくださいね〜。