「地図をよむということ」ロゲイニング講座が大成功の巻。
11月 3rd, 2013 at 17:21地図をみるのではなく、よむ。
それはさらに山を楽しむための技術。
前回のニューハレテーピング講座につづき、秋のパフォーマンスアップ講座、第2弾!
ロゲイニング講座が摩耶ビューテラス702でおこなわれました。
ここでみなさんに質問。
「ロゲイニング」って言葉、ご存知でした?
地図とコンパスを用い、指定されたポイントをめぐるスポーツ。
それがロゲイニングです。
また、地図を読む技術は普段の山歩きやトレイルランニングでもたいへん役立ちます。
自分がいま、どちらを向いてどこを歩いているのか。
そして、この先どんな状況が予想できるか。
スムーズに山道をすすむため、そして未然に事故をふせぐため、ロゲイニングはとても大切なスキルでもあるのです。
今回の講座では、日本でもトップクラスの読図技術をお持ちの田島利佳さんを講師に迎え、14名の参加者のみなさんがいっしょになって読図を学びました。
まずはテラス内でベーシックな知識を講義。
グループワークも交え、笑顔が絶えない時間でした。
端々に明らかとなる、読図のおもしろさと奥深さ。
ここでは詳しくお伝えできませんが、なかには秋の行楽シーズンにもってこいの読図方も伝授され、みなさん大喜びされていました。
崖がちかくにあるから足下が危なそうな道、幅がせまいため通行に注意がいりそうな道、等高線から急なアップダウンが予想される道など。
読図の技術があれば、歩いたことのない山道でも頭のなかでイメージでき、実際に歩くときの大きなアドバンテージとなるでしょう。
午前の講義後には、教わった知識をもとに3時間ほど実践山歩き。
ふたたびビューテラスに戻り、フィードバックとまとめをおこなって、無事ロゲイニング講座が終了しました。
いっぽう翌日に「六甲山ロゲイニング2013」を控えた田島さん達は、モンテ702で販売している六甲〜摩耶周辺の地図をひらき、そのまま本番にむけた読図をスタートされていました。
「備えあれば憂いなし」といいますが、物を用意するだけでなく地図を読むということも、山歩きには欠かせない。そしてスピードだけでなく、考えることも大切なロゲイニングというスポーツのおもしろさが伝わる講座でした。
「ちょっとおもしろくなってきたでしょう、地図!」
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