ほしをすくいにいこう。第13回摩耶山星まつりのようす
9月 15th, 2013 at 15:15摩耶山、掬星台。星を掬えるほど天がちかいことからそう名づけられたこの広場で、まさに星に手を伸ばそうとするイベントがあります。
「摩耶山星まつり」です。
毎年この時期におこなわれてきた星まつりは、今回で13回目になります。
今年も神戸大学天文研究会の皆さんが、子どもたちに星空観察を楽しませようと張りきりました。
摩耶山天上寺のゆるキャラ「しゅげんくん」や謎の新キャラ「ババスター」もいっしょに参加した「天文クイズ」、子どもたちだけでなく通りがかりのおばあちゃん達も夢中になっていた「星座ビンゴ」、大学生メンバーによる熱演が光った「神話劇」など、参加者を飽きさせないようにプログラムが練られていました。
星座についての基本知識を楽しく学んだところで、いよいよ天体観測会がスタートです。
今回は、良好な星空環境の供給を目的に、全国各地でさまざまな活動をしている団体星空公団さん協力のもと、掬星台に数台の天体望遠鏡を置いておこなわれました。子どもたちの瞳に、遥か宇宙からの光はどのように映ったのでしょうか。
風は強かったものの、そのぶん空気が澄み、夜景のコンディションも良好。まるで地上におりた天の川のようでした。
来年も子どもたちが星空を掬えますように。流れ星が流れたなら、そう願いましょう。
おまけ: