5/11(土)に開催される「シム記念・摩耶登山マラソン」のオフィシャルTシャツが出来ました。デザインは灘区在住のデザイナー、RE:UNCOMPLETE_DのCome Silaugh氏。こういうグッズ類のクリエイティブも手を抜かないのが摩耶山流なのです。
トレイルランナー必須のドライ素材、ネイビーの地にオレンジの文字が映えます。
山の稜線は摩耶山を表していますが、よく見てください。二つの山が重なってますね。手前が摩耶ケーブル虹の駅がある摩耶山の前山で、後ろが掬星台のある奥摩耶です。つまり手前の山から後ろの山へ渡るのが摩耶ロープウェーです。
「1872」は今から140年前、KR&AC(神戸レガッタ&アスレチック倶楽部)主催で居留地から摩耶山・旧天上寺間を往復した日本初のトレイルランニング大会「摩耶山登山競争」が開催された年です。
その下の「No.18」は、この摩耶山登山競争を企画し、しかも優勝したA.C.シム氏が設立した「シム商会」があった居留地の地番を表しています。シム商会は日本初の本格的なラムネの製造販売を行った会社ですが、当時はラムネのことをこの地番にならって「十八番」と呼んだとのこと。シムさん、すごいっす。
そのシム商会の商品紹介カードをモチーフにしたレトロなデザインを右下に配置。
小さな文字なので明朝体がつぶれないように横棒を太らせるという凝りよう。もう凝り過ぎて頭痛くなります(笑)
トレランイベントなのでリュックを背負うと見えなくなるので、背中にはプリントはありません。そのかわり肩口にはシム商会で製造していたミネラルウォーターのラベルをモチーフにしたタグが、こっそり入れられています。
いかがでしょう。このオリジナルTシャツは当日の出走者とボランティアスタッフにプレゼントされます。普段でも着られるデザインなので、このTシャツを着てガンガン摩耶山をアピールしてください。