「悠久のマヤ遺跡! 歴史への道しるべを辿る」(3)
日曜日, 2月 9th, 2014
さて、2つ目のクエスチョンが終わりました「灘区 摩耶ふしぎ発見!」。
ここから番組は後半。
いよいよマヤ遺跡群の中心、旧天上寺の跡へと足を踏み入れていきます。
それではまいりましょう。摩耶、ふしぎ、発見!
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アメヤ跡で一呼吸おきました。
それではさっそく、旧天上寺の境内へ入っていきましょう!
現在、落石のおそれによりこちらからの入口は止められており、
迂回路から登っていかなければなりませんのでご注意ください。
う〜ん残念!なにしろこの先には立派な仁王門が仁王立ちしているのですから!
この仁王門、建てられたのは江戸時代の後期とされている。
傘の骨組みのように組まれた扇垂木の屋根が特徴で、
かつては名前の通り仁王さんの像が立っていた。
その仁王像、現在は天上寺の金色堂に収められている。
ということで、ここから迂回路に入っていきます。以前にくらべて若干遠まわりとなっているこのルートですが、地面がやわらかで、ハイカーの中では歩きやすいと評判なんです。
このあたりでは、木から駆け下りるリスやせっせと幹を削るキツツキの仲間コゲラなど、ゆかいな野生動物がよく確認されています。
そして夜になれば暗闇のなかからフクロウの鳴き声も聞こえ、また違った表情をみせてくれるんです。
もちろんイノシシにも出会うことがありますよ。
※餌を与えたり、むやみに刺激しないでください。
まるで天然のゴムのように弾力ある道も、旧天上寺の石段と合流するあたりでは、
じょじょにマヤ遺跡としての顔が浮かび上がってきました!
がぜんミステリーハンティング感が高まりますねー。
迂回路を抜けました!とはいえのこりの階段もなかなかのもの。
さぁ、レッツ・ヒーコラヒーコラ!
一番下からかぞえて300段を超えるこの石段。
かつては国を代表する陸上選手が鍛錬をつみ、
今でも運動部員の高校生が汗をながすアスリート御用達の傾斜なんですね。
はぁ、はやくも、ちょっと、息ぎれ、してきました、ふぅ。
おっと、なんでしょうか、終わりが見え始めたころ、左に逸れて、趣ぶかい空間が、広がっているでは、ありませんか。
さすが「天空の寺テンジョージ」、日本のアニメ界を代表するスタジオ作品をほうふつとさせる雄大さですね。立っている標識をみますと、なになに「摩耶の大杉さん」…?大杉さんという方がいらっしゃるのでしょうか、ちょっと話を伺いに…
なんと、人ではなく文字どおりの大杉が立っていました!
幹周りは8メートルにもなるでしょうか、
ちょっとこれは圧倒されてしまいますね〜。
200年ほど前、摩耶山で大水害がおこった。
そのとき、ある大きな杉が奇跡的に残った。
それがこの大杉さんである。
現在では枯れてしまったものの、
訪れる者に生命の力を教え続けている。
特に囲われているわけでもなく、ただただここに立っている大杉さん。
おもわずその木肌に触れ、1000年という時の重みと親しみやすさに想いを馳せつつ_
やっぱり階段はつづきます!まだ残ってました、あと一息、頑張りましょうっ!!
ぜはぜは、はひーっ、着きました、ここが、待ちに待った、マヤ遺跡最大の謎…
旧天上寺の史跡公園です!!
(季節が変わっているのはお察しください)
ごらんください、この景色!
遥か紀伊半島までを見渡せるこの大パノラマはもちろん、
天候の移り変わりによって山の自然を体感できることも大きな魅力。
濃霧が訪れれば「神戸のマチュピチュ」と形容される幻想的な表情をみせ、
冬場には広場一面の銀世界。
そして空気の澄んでいるこの季節、夜には満天の星空が頭の上を取り囲んでくれます。
ここにあった旧天上寺は、今から35年ほど前に火事により焼失してしまったが、
現在では整備が施され、風通しのよい公園として人びとに安らぎを与えている。
当時の状況を伝える数少ない証拠に、西側の林には焦げ落ちた木の幹が
そのままの状態で残っている。
さぁマヤ遺跡の中心である旧天上寺を踏破し、
いよいよ山頂に向かってラストスパートをかけて参りましょう!!
…あっ忘れてました。そうそう、こ・こ・で・クエスチョンです!!
旧天上寺が焼失されたのは1976年。
この年、ある国民的な番組がスタートしています。
この番組、現在でもなお放送されており、
「同一の司会者による番組の最多放送回数記録」としてギネスブックに認定、
またその司会者の方は、かの有名な別番組で
幾度となるパーフェクト賞を達成されています。
それでは、この国民的長寿番組とは、いったい何でしょうか!?
(テレレレテレレレテレレレテレレレレ〜♪)
さて正解は…
そう、皆さんご存知ですよね?
今回はお読みの皆さんご正解ということで、
ひきつづき!摩耶ビューテラス702内
「モンテ702」で絶賛発売中のマスコット人形より、
「こゆっきー」をご紹介します!
(テーレッテーー♪)
さぁーて次回がとうとうラスト・ミステリー。
摩耶山の山頂を目指し、マヤ遺跡の伝説へと迫ってまいります!!
(この〜きなんのき摩耶の大杉〜♪)