摩耶山ブログマヤログ

Archive for the ‘まやビューライン’ Category

お山の駅舎で朗読会〜文系的摩耶山の楽しみ方

月曜日, 5月 5th, 2014

 

『リドルストーリーをご存知ですか?』

本読みの時間in摩耶山

 

 

ロープウェー虹の駅舎内、静かに登場した語り手が声を発します。

さあさあ始まるよ!始まるよ!
「番外 本読みの時間 in摩耶山」が!

今日ここで語られる最初の作品は、あの芥川龍之介・作「薮の中」
摩耶山虹の駅舎に集まった皆々様、
山の中で語られる「藪の中」とはいかなる物語?
霞の中を彷徨うような、謎の世界をご堪能あれ!
見上げる空は花曇り、
今日の作品たちにはまさにぴったりの空模様ではないか!

 

本読みの時間in摩耶山

 

 

盗人が語る、女が語る、死人が語る。
殺めたのは一体誰なのか?
その真相は永遠に………藪の中。

リドルストーリーとは作中の謎が解決しないまま終わる物語の形式のこと。(ひとつ賢くなりました!)

お客人の中ではさて物語はどんな形で終わっているのか…
それらはすべて皆々様の胸中に!
…というわけで前半が終了です。

開演前には駅舎の前でとてもとても楽しそうに盛り上がって談笑しておられた出演者の皆様でしたが、公演がスタートすると表情は一変、瞬く間に物語の登場人物に様変わり!!
駅舎内に響くその声にはゾクゾクしました、いやホントに。

…さて続いて後半が始まります。

お次は、江國香織・作「桃子」を聞いていただきましょう。
語るのは住職と僧侶と幼い少女。
会場にはほんのりと妖艶な世界が広がって……。

そして合間で奏でられる内藤翔さんによるウクレレとギターの音色が、物語にふわっと重なり、すっと溶け込み、ほんのりと彩りを添えていきます。
即興で弾いておられたそうなのですが、これがまた絶妙にマッチしたメロディー!!

本読みの時間in摩耶山

 

摩耶山の真ん中で、声で、音で、語られこの朗読の世界を、

文章では十分の一もお伝えできないのが残念ではありますが

また摩耶山にて本読みの時間が開催されます時には、
ぜひとも足をお運び下さいませ!!!!

以下URLは主催者である甲斐さんのブログ。
公演までのウラ話(?)も含めていろいろ楽しいお話が楽しめますヨ。

「非・劇的な日常」
http://ameblo.jp/kaiyukan21

 

☆オマケ
当日の参加者にだけ配られたプレゼントがありました。
それはなんと「巻物」
この巻物の中には「藪の中」の……全文が………。

 

==========

番外「本読みの時間」in摩耶山

日時:4月13日(日) 15時開演

《出演》
小野真也
徳永健治

甲斐祐子

徳田祐介
(有限会社ワイワイワイ)

《公演作品》
芥川龍之介 原作 『藪の中』
(脚色・甲斐祐子)

江國香織 作「桃子」

開演:15時
場所:摩耶山 ロープウェー虹の駅 駅舎
料金:1500円(1ドリンク付)

主催・問合せ先:本読みの時間
問合せURL:http://kaiyukan.net/

【マヤンに捧ぐ】マヤ暦 5月版 Download NOW!!!

火曜日, 4月 29th, 2014

四月も残すところあと二日!!!
滑り込みセーーーーーフ!!!!!

mayagoyomi05

というわけで、

マヤ暦(ごよみ) 5月版

5月を目前に昨日無事完成致しましたー!
5月の摩耶山もイベント盛りだく山♡ですよ

<ワンポイントPC講座>
〇画像にカーソルを合わせてクリックすると大きくなるよ!
〇今度は画像にカーソルを合わせてマウスを右クリックしてみよう!
「名前を付けて画像を保存」という項目を探しクリック→
これでお使いのパソコンの任意のフォルダにマヤ暦画像が保存出来るよ!
〇「もっとシンプルに!」ドラッグandドロップ、これでもOK!

—————————-

ね、簡単でしょ?
これでいつでもダウンロードができるね。

さぁ!つべこべ言わずに、今すぐダウンロード!!!

 

うたごえカフェde一日アイドル体験 feat.ちゅーどらぷーバンド

水曜日, 4月 23rd, 2014

往年のリバイヴァル「歌声喫茶」が4月14日月曜午後2時、標高451mの摩耶山中腹・まやビューライン「虹の駅」に甦りました。

20140414_140215

神戸を中心に活躍されている3ピースバンド「ちゅーどらぷーバンド」のどらさん(ギター)とぷーさん(アコーディオン)の生演奏にのせてMCのQP(キューピー)さんと一緒に参加者全員で楽しく歌います。
大きなアンプを設置して楽器とマイクを構えたら、さぁ!全員参加型ライブショーの始まりはじまり~♪
懐かしの歌謡曲から演歌、民謡、洋楽フォークソングまでたくさんの曲が乗った歌本の中から参加者の皆さんがリクエストを出すと、800曲のレパートリーを持つちゅーどらぷーバンドのお二人がお洒落なアレンジで演奏して下さいます。
本日の参加者は15名、リクエスター※1(曲をリクエストした参加者)はQPさんと一緒にステージの上で歌ったり踊ったりする場面もあり、場内は終始われんばかりの大盛り上がりでした。

※1 今、私の作った造語。他で使用する場合は誰にも伝わらない可能性があるので注意が必要。

20140414_141120

開幕から50分で20曲程歌ったでしょうか。ここで一度休憩をはさみます。
だけどまだまだ!日没はこれからっ!熱―いライブは第二部へと続きます。
・・・するとそこでなんとも嬉しいサプラーイズ!!!が
12月6日に発売予定であります全曲オリジナルのCDを冠してCDデビューを果たす「ちゅーどらぷーバンド」即興ミニライブが行われました!!
これがまた、格っ段っに格好いい。どらさんとぷーさんの渋い出で立ちにギターとアコーディオンの神業テクが上乗せされ、そこへ追い打ちをかけるように極上のハーモニーが絡まりついてくる。大人の魅力満載のお二人のライブ。ついつい写真を撮るのも忘れて最前列でガン見してしまいました。

20140414_151655唯一の一枚にしてなかなかにベストなショット

楽しい時間というのは早いもので第二部も飛ぶように過ぎていきました。トータルで優に50曲は歌いました。
ラインナップは「星影のワルツ」「春一番」「アルプス一万尺」「雪山讃歌」「エーデルワイス」「いい日旅立ち」などなどジャンルも様々。
「春一番」はリクエスターさんがすぐに真似っこ出来そうな可愛い振り付けつきで歌って下さり、みんなで一緒に歌って踊って虹の駅は大フィーバー♪♪みんなで歌うと楽しさ倍増!!!この快感は他ではなかなか味わえないのではないでしょうか。

(こっそりお知らせ)ダンディーな美声がハモリパートを歌ってくれていたりもするのですよ。
不意に隣に座ったその人が実はハモラーかも?!これは美声マニアには堪らないサービス精神ですね。

わたしは「思い出の渚」をリクエストさせて頂きました。母が好きでよく歌っていたものです、しみじみ。(ちなみに母はすこぶる元気)そして、時間の都合上ラスト2曲となったとき流れてきたこのイントロは・・・「思い出の渚」!これが・・・これが、もう・・・文句なしにかっこいい!!!いや、ここはあくまでも「格好いい」と表現させて頂きたい。えぇ、格好よさの極みでした。なんでも「思い出の渚」はよく演奏されているそうで、ハイレベルなクオリティにも年季が入っています。あぁ、ほんとにかっこ、いや格好よかった!!!

堂々のトリは百恵ちゃんの名ナンバー「いい日旅立ち」で幕を閉じました。
楽しさと感動と終ってしまう切なさで、最後は涙もにじみます。
会場で同じ時を過ごしたすべての皆さんにお伝えしたい
「みんなー感動と興奮を、ありがとうー」

きっと近いうちに摩耶山でまた復活してくれることでしょう!
次回「うたごえカフェ」が開催された暁には皆さんもご一緒に~~~Let’sシンガソングトゥギャザー♪♬♫

 

【MAYAA! トピックス】マユマユ MKB451を卒業

日曜日, 4月 20th, 2014

六甲摩耶鉄道プロデュースの人気アイドルグループ「MKB451(まやけーぶる・よんごーいち)」でセンターをつとめていた後藤まゆさん(通称”マユマユ”)が、4月14日の月曜日をもって卒業した。※追記:すでにMKB451に復帰

IMG_9337

出迎えたファンを前に感極まる”マユマユ”こと後藤まゆさん

最後の制服姿に身を包んだマユマユは、とつぜんの卒業となったことについて「RKB737(ろっこうけーぶる・ななさんなな、おなじく六甲摩耶鉄道プロデュースのアイドルグループ)へ移るだけですし、けっこースグ戻って来る思いますけどね。ワシャワシャシャ」※かさねて追記:早くもMKB451に復帰と、公認ファンクラブ”まゆのもり”特製のベニドウダンツツジ色パーカーに身を包んだファンらに向けて、笑顔と八重歯と笑いジワをみせた。

なお今回のマユマユ移籍にともない、RKB737からもMKB451へのトレードがおこなわれる見通し。長きにわたりセンターの座を守りつづけたマユマユの後継者として、新メンバーに注目が集まりそうだ。※しつこくも追記:やはりMKB451に(ry

 

「悠久のマヤ遺跡! 歴史への道しるべを辿る」(4)

月曜日, 4月 14th, 2014

摩耶ふしぎ発見ロゴさぁここまで3つミステリーが終わりました摩耶 ふしぎ発見!
いよいよ今回が最後のクエスチョン。山頂に向けて、マヤ遺跡のふしぎも頂点に達していきます。

それでは参りましょう。

ラストミステリー、

摩耶、ふしぎ、発見!

(カメラズ-ムイン)

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

IMG_9294旧天上寺から摩耶山の頂上にある掬星台へは、ふたつのルートが存在します。より多くのハイカーが歩くのは右(東)側の観音道。杉の林や湧き水など、自然風景に恵まれた人気のコースになっています。

_が。ここであえて左(西)側、奥の院道に曲がってみるのがミステリーハンターの使命!未知なる道はみっちり踏破しなければモヤモヤするではありませんか。いざ前人未踏の秘境へ・・・!!
※整備されていますし、けっして前人未踏ではありません。

 

IMGP6371観音道が横へ横へと進んでいくのにくらべ、奥の院道は上に上に登っていく感じがします。かつてはこの急勾配な山道を駆けまわり、修行する超人的な行者たちがいたといいます。そう、天狗のみなさんです!

 

その後、天狗の姿は消えたが、明治時代に入ってから再び、
摩耶山の山道を走ることに熱意を持つ人物が現れた。彼の名はA.C.シム。
スコットランド生まれの実業家であるシムは、1870年に来神。
薬剤師として働いた居留地では
KR&AC(神戸レガッタ&アスレチック倶楽部)を設立したほか、
居留地から摩耶山・天上寺までを往復する長距離走の大会実現に深く関わった。
このレースはのちに日本で最初の長距離走とされ、
摩耶山がトレイルランニングの起源とされる所以にもなっている。
また140年ほど経った2013年5月11日、
シムの業績を讃える「第1回シム記念・摩耶山登山マラソン」が開かれた。
そして第2回大会は今年の12月に開催される予定であり、
4月22日にはプレイベントがおこなわれた。
天狗、シムからつづくトレラン文化は、今なお人びとを魅了し受け継がれている。

 

はい、おなじみ解説ナレーターさんありがとうございました!

それで、さっそく登っていくのですけど、クネクネ曲がる角にいつもふしぎな物体があるんですよね。

IMGP6370 これとか、

IMGP6376 これも、

よくみると番号が書いてあるのがお分かりいただけますでしょうか。
うーんこれはなに?もしかして早々のラストクエスチョン!?

それではこれらの物体とは、一体何なのでしょうか?

♪テレレレテレr

そうは私がさせない。
これらはすべて、旧天上寺から掬星台までをぐるりと囲んだ
八十八ヵ所巡りの跡だ。
明治の後半に整えられ、当時の人びとがご利益を求めて巡り歩いた。

また途中にある公廟跡は赤松円心のものである。
円心は室町幕府の成立に関わった播磨国守護であり、
摩耶山城を拠点に六波羅探題の攻撃を退けたと言われている。
元は木造の廟屋と拝殿があり、石造の五輪塔婆が安置されていた。
なお最近になって注目を集めているあの黒田勘兵衛は、
実は赤松氏の陪臣の子である。

 

うむむ、ナレーターさんから思わぬ反撃にあいましたが、
なんと摩耶山にかつて山城があったとは!
お寺にお城、まさに文武両道の山だったのですね~。

さてこの奥の院道、さすが天狗さんが修行に走っただけあり、ちょっとキツめです。別名「馬の背渡り」。急な傾斜がうにょうにょと続き、なかなか終わらないものですから、また、息が、切れてくるわけですが、はぁ、名前のとおり、この道を、登りきった、その先、には、

IMGP6381 奥の院の跡がありまーす!!!!

モミジやヤマザクラといった古木に囲まれ荘厳さをたたえるこの場所は、
かつて修験道の行場だった。
摩耶山屈指のパワースポットエリアの入口であり、
今なお当時の土台が残されている。
なおここでの奥とはもちろん、「旧天上寺の奥」という意味である。

このあたりは笹が茂り、風が吹けばサラサラと音がきこえるほど静か。なるほどこれが「神秘的」というものなのかもしれません。
さらに付け加えますと、奥の院の跡周辺は文字どおり伝説のスポットが数多く語り継がれていますよ。ですよねナレーターさん!?

そのとおり。
“丑三つ参旧跡”

“弁天池”
“龍神社”
“龍神淵”
…などなどである。

今となっては手がかりを見つけにくく、
林のなかに眠っているであろうミステリースポットたち。
日の目がでるようなことがあれば
摩耶山における世紀の発見と言えるでしょう。
求む、ミステリーハンター!!
※国立公園内ですのでマナーを守り、
安全なミステリーハンティングをお楽しみください。

 

そしてマヤ遺跡最高峰のミステリースポットは、奥の院のさらに奥に潜んでいます。

こちら、天狗岩大神です。

IMGP6450

横たわる巨大な天狗岩は磐座(いわくら)といい、
神々が降り立つための舞台と考えられてきた。
また諸国で狒々や大蛇を退治してまわった
岩見重太郎による狒々退治の地としても語り継がれている。
なお近くには摩耶山の三角点、標高698メートルの指標が立ち、
パワー・標高とも、まさに
摩耶山の頂点といえるミステリースポットである 。

さあ、4回に渡り、年を跨いでまでご紹介してきたマヤ遺跡でのミステリーハンティングも、いよいよ集大成といえるラストクエスチョンのお時間がやってまいりました。
これまでの答えを振り返ってみますと、「穴」「ラムネ」「(あの国民的長寿対談番組)」と、なかなか脈絡のないものになって参りました。

そして最後はここ、天狗岩大神からのクエスチョンです!

 

IMGP6452この天狗岩、正面からみるとわかる通り、
中央に大きく割れているのがわかります。
昔の人びとはこの割れ目をある部位に見立て、
そこに卵を納めて祈ることで子宝を願った
といいます。
その部位とは本来、女性に特有のものなのだそうですが、
それではこの部位とは、いったいどこでしょうか!?
♪テレレレテレレレテレレレテレレレレ〜♪

 

それでは答えを発表いたしましょう!
…おっとここでディレクターよりカンペ指示が。
なになに?
「くれぐれも失礼のないように」
_うんうん、わかりました、おまかせください。

 

というわけで正解は、おピーーッ、でした!!!!

 

やれやれまったく、危ないところであった。

正解者のオトナな皆さまには、
摩耶ビューテラス702「モンテ702」絶賛発売中の、
りゅーじんくん人形をご紹介します!
IMGP6565 テーレッテー♪

そして答えがわからなかったお子様な皆さまは、
残念ながらやはり何かをボッシュートなんですね。
♪テレッテレッシュルルルル〜♪

さてここまで4問のクエスチョンを お送りしてきました、摩耶ふしぎ発見。
見事パーフェクトを達成されました読者の皆さま、
そして残念ながらそうではない皆さまにも、
ここでプレゼントのお知らせです。

4月26日におこなわれる
摩耶ケーブルで行く!悠久のマヤ遺跡 撮り歩き4時間の旅
(意訳)を
ご覧の皆さまから先着で15名までお申し込みいただけます!!

このプレゼント参加ご希望の方は、
アドレスinfo@yasuwan.com、
「山撮り写真教室」件名まで、
氏名・携帯電話番号・ご住所を明記の上
メールでお申し込みください。

皆さまのご応募、お待ちしています!

 

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
さてそろそろお別れのお時間がやってまいりました。
悠久の歴史を現代に紡ぐマヤ遺跡の旅、
皆さんお楽しみいただけましたでしょうか?

それではまた摩耶山のミステリーを

お送りできることを願って、

ごきげんよう!!!!

 

 

この番組は、Inspire The MAYA-BUNIN、
摩耶山天上寺の提供でお送りいたしました。